7月に入り、気温が30℃を超える日が続いています。いよいよ夏も本番といった今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はというと、暑がり・汗っかきなので、今の時期が一番苦手だったりします。
外に出て10分も歩けば汗だくだくに。夏バテ、日焼け、熱中症などの心配もあり、あまり長時間、炎天下にはいられません。
夏になると、外出する必要がない限りは、冷房の効いた家の中に引きこもりがちになってしまいます。しかし、これでは不健康な生活です。
暑いのが苦手な人にとって、夏をいかに乗り越えるかは悩ましいものです。私は夏を少しでも快適に過ごすために、早朝4時代から散歩をするようにしました。まだ初めて1週間程度ですが、思ったよりも早朝散歩は良いものだと実感できました。
目次
早朝散歩のメリット
人目を気にせずに写真を撮れる
自分が見ている景色をカメラで撮るのも、散歩中の楽しみ方の一つ。ですが、中には周囲の人の目が気になって、撮りたくても撮れないなんて人もいるのでは? …私もそうです。私の場合、自分が撮ろうとしている風景の中に、他人が映り込んでしまわないように気を配ってたりしますね。
早朝であれば人通りが少ないので、あまり気にすることなく、堂々と写真が撮れます。花や川、空、鳥といった自然はもちろん、まだ寝静まっている街の様子を撮るのも、楽しいですよ。
自然音がよく聞こえて心地良い
4時、5時であれば、まだ多くの人が寝ている時間帯。人の生活音がそんなに聞こえません。
その代わりに聞こえてくるのが、自然の音。虫や鳥の鳴き声。川の水が流れる音。風の音と、風に揺られる草木の音。一度立ち止まって、自然の音にしばらく耳を傾けるのも、気分が良いですね。
体内時計をリセットし、生活リズムを整える
朝、目が覚めたらすぐに太陽の光を浴びる。体内時計をリセットし、規則正しい生活の維持も期待できます。
私は長い間不規則な生活リズムに悩んでいましたが、早朝散歩を始めてから、徐々に夜型から朝・昼型の生活リズムに直っていきました。
乱れたリズムを整えるのは意外と難しいですが、「早朝散歩を楽しむぞ!」という目的を持てば、なんとか早朝に起きられるように。早朝に起床する理由がなければ、そのまま寝てしまうでしょうからね。
最初はしんどいですが、2、3日も続けられれば朝型人間に変われると思います。なかなか生活リズムを改善できなくて困っているという人は、「毎日早朝の散歩を楽しむ!」という目的と意識を持つと良いかもしれません。生活習慣の改善にも、早朝散歩はおすすめです。
ただし、無理だけはしない! 寝不足の状態で無理に早朝散歩して、途中でぶっ倒れたらシャレになりませんので…。少しずつでいいので、目覚ましのアラームが鳴る時間通りに起床できるようにしましょう。
目が覚め、日中の集中力が増す
寝起きからあまり時間が経っていないと、目が開けづらかったり、頭があまり回転してくれません。
早く起きて、早朝散歩で朝日を浴びることで、心身ともに目覚め、その日の活動に集中して取り組めるように!
眠い状態のままだと、何をするにしても力が入らず、思った通りの成果が出にくいですからね…
夏はあまり汗を流さず散歩を楽しめる
住んでいる地域やその日の天候にも左右されるでしょうが、私が住んでいる場所だと、今のところ一番暑い時間だと、気温は30℃~35℃。一番涼しい4時代、5時代だと20℃~25℃くらいですね。昼に歩くより、快適です!
「散歩したいけど、暑くて無理。すぐ汗でびしょ濡れになって、気持ち悪い!」
「…それなら、一番涼しい時間帯に散歩すれば良いのでは?」
という、思いつきの流れで早朝散歩を始めてみましたが、まさに狙い通りでしたね。暑がりな私にとって、一番嬉しい効果です。
新鮮な空気と気分を味わえる
初日は特に新鮮な気分が味わえます。見慣れた街も、多くの人がまだ寝静まっているだけで、全く別の世界に入り込んだかのような不思議な気分になりました。
昼に比べると車もあまり走っていないので、新鮮な空気も吸えますね。
早朝散歩からエクストリーム出社に発展させても良い
早朝に出発して、自由に時間を潰してからそのまま出社しても良いかもしれません。最近ではこういう活動を「エクストリーム出社」と呼び、少しずつ広まっているらしいですね。
私は今は会社勤めをしていないので、詳しい説明は実践してる人にお任せしちゃいます。詳しく知りたい方は「エクストリーム出社」で検索してもらえれば、たくさん出るので。会社員の方は、試しに一度やってみる価値はあるかもしれません。
早朝散歩のデメリット・注意点
時期によっては寒かったり暗かったり
7月現在の時期だと、4時から明るくなり始めますが、時期によってはまだ暗いでしょう。
冬だと早朝は最も寒い時間なので、冬の早朝散歩は少し危ないかもしれません…
不審者に注意
ほとんどの人がまだ寝静まっている時間だからこそ、人通り、人目が少ない。早朝散歩中に不審な人に狙われると危険です。特に女性の一人歩きなんかは狙われやすいかもしれません。
万が一に備えて、家族がいるなら、あらかじめ家族に早朝に散歩に出かけることを伝えたり、防犯ブザーを持ち歩くといった対策はしておくと良いかもしれません。家族に内緒で、こっそり抜け出して早朝散歩をするのは、止めておいた方が良いです。
最も安全なのは、早朝に散歩するのを控える、となってしまいますが…
騒がない
当たり前の注意点ですが、早朝散歩中に騒がしくしないこと。
周囲にあまり人がおらず、車もあまり通らない解放的な時間だからといって、道路のど真ん中に立って、大声で叫ぶなんてことはしないようにしましょう。まだほとんどの方が寝静まっている時間なので、近所迷惑はダメですよ。
ただし、不審者に遭遇した時に大声で助けを求めるのは、やったほうが良いです。
青少年育成条例に注意
都道府県によって多少異なりますが、18歳未満の青少年が深夜~早朝の時間帯に外出すると、補導等の対象になるかもしれません。
18歳未満の方はお住まいの地域の条例を一度確認しておき、外出時間に注意しましょう。
天候の問題
早朝に限った話ではありませんが、その日の天候にも注意です。嵐によって川が濁流していたり、雪で道が凍っていて滑りやすくなっているなど。
状況によっては早朝の散歩を控えた方が良い日もあると思いますので、
天候は要チェックです。
早い時間に眠気が来るので、夜の予定が入れづらい
1日8時間の睡眠が必要で、4時から散歩するとしたら、20時には寝ることになります。朝の活動時間を増やす分、夜の活動時間は減るので、夜の予定が入れづらくなる、というデメリットはあります。会社員であれば、残業になってしまうと辛いかもしれませんね…
夜にあまり活動することがないのであれば、早朝に起きて散歩をするという生活スタイルは良いものですが。
早朝散歩は素晴らしい!
私は家の鍵、自販機で飲み物を買う小銭、スマホだけ持って出かけています。長時間歩くのであれば、冷たいお茶やスポーツドリンクを入れた水筒を持ち歩くのも良いかもしれませんね。
30分~1時間ほど歩いて、適度に汗を流したら、帰宅してミルクを飲む。朝風呂かシャワーでさっぱりしたら、朝食をとる毎日を過ごしています。
毎日気分の良い朝を過ごせると、嬉しいものです。是非、早朝の散歩を一度は試してみてはいかがでしょうか。