致命的な失敗さえ避ければ、続けられる

人生、成功もあれば、失敗もあります。念入りに準備をしておけば、成功する確率は高まるでしょうけど、人は機械と違って、何かの拍子にミスをしてしまう生き物。初めてのことであれば分からないことが多く、失敗する可能性は高くなるかもしれません。

 

失敗するのが怖いと感じる人は多いと思います。私もそのうちの一人です。

 

失敗が怖いと思えるのは、ごく自然なこと。失敗を恐れる自分を、やたらと卑下しなくても良いでしょう。

 

どうして失敗するのが怖いのか

失敗の恐怖を乗り越えるには、どうして失敗が怖いか知るのが良いでしょう。

 

私が思うに、失敗した時のリスクを自分だけが負うのであれば、さほど怖いとは感じないのではないかな、と。失敗したとしても、自分以外の誰かに迷惑がかからないとなれば、気楽になれる。自分の命を落としかねない失敗であれば、話は別ですけど…

 

自分だけが困ることより、自分以外にも影響を及ぼすことの方が、より怖いと思われます。

 

特に、失敗したら人に責められるとなったら…? 失敗すること自体より、人から失敗を責められるのに恐怖を抱くでしょう。

 

人から怒られないようにするために、物事に取り組もうとする。失敗を隠そうとする人がいても、おかしくはありません。こうなると、自分からやりたいと思ってやるわけではないので、継続しにくいです。いっそ何もしない方がマシと、身体が動かなくなってしまうかもしれません。

 

人からのプレッシャーは適度であればプラスに働く

失敗しても自分しか困らない事であれば、自己管理ができる人でないと失敗する可能性は高そうです。

 

例えば、一人だけでダイエットに挑戦したとして、失敗しても自分はだらしない体型のままになるというだけで終わります。

 

しかし、他人から自分の体型をどう見られるか本気で気になってしまうのであれば、必死になってやれるかもしれません。悔しさをバネに、ダイエットに成功するなんてことも…?

 

自己管理ができる人であれば、一人だけで挑戦しても成功することはありそうですが、そうでない人は、誰かに頼るのも良さそうです。誰かの力を借りた以上は、手伝ってくれた人の期待にも応えようと、もっと力が入るかもしれませんし。

 

ただし、他人からのプレッシャーが強すぎると、逆効果になりそうです。失敗したら怒鳴られ、嫌になってやめてしまう。自分でやるか人を頼るかの判断も、成否に関わってきますね。

 

失敗を恐れるのは決して悪いことではない

「失敗を恐れるな」とは、よく言われることかもしれません。私は少しくらいなら、恐れても良いんじゃないかと考えています。

 

適度な緊張感があれば、慎重に取り組もうとするものです。未然に防げるミスを減らせるなら、失敗を恐れるのも捨てたものではないと思います。ミスするのが怖すぎて、一歩も前に進めないでいるのは問題ありですが…。その場合は、自分にもできそうなことからやって、自信をつける!

 

失敗しても後があるなら、挑戦し続けられる

失敗したら、次はどうしたら良いか考えて再挑戦。時間が許してくれるのであれば、一時的に立ち止まってみるのも構わないと思います。

 

人は一度手にしたものや、居場所を失うのを極端に恐れることがあります。失敗した時に手放すことになるものは、生きるのにどうしても必要なものでしょうか? 絶対に必要なものであれば失敗は許されない、もう後がない状況と言えるでしょうが…。

 

しかし、二度と立ち上がれなくなる致命傷を受けない限り、また次があります。
失敗するにしても、失敗の仕方が大事です。次へ繋ぐこともできないという、失敗だけは避けましょう。

 

もちろん、致命傷は避けられてはいても、ずっと失敗続きでもいけません。

「こうしたらダメだったから、次は別の手段を試す」
「まだ実力不足だったから、もっと練習を積み重ねよう」

というように、途中経過で起きた失敗を活かして、最後には何かしらの形で成功する。

 

当初思い描いた通りではなかったとしても、得られるものがあれば成功と言って良いでしょう。「失敗は成功のもと」と思い、歩み続けましょう。

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