私は誰かを頼るのが苦手です。というより、自分のことはできるだけ自分一人でなんとかしたいという気持ちが強く、あまり他人に依存したくないというのもあります。
しかし、人間は自分以外の何者の力も借りずに生きていくことはできない動物。
自分以外の誰かに頼らないといけない時もあります。
今日は、自力でやった方がいいのか、人に頼った方がいいのか…
ということについて考えてみます。
一人だけではできないことや、苦手なことは人に頼った方がいい
人間の赤ちゃんは、誰かしらに世話してもらえないと生きていけません。成長していけば、自分一人でやれることは増えていきますが、全部は無理。
全て一人でできるようになれるのは、理想的かもしれませんが、現実で「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」が通用するのは、あまりないと思います。
もし自分が医者だったとしても、自分で自分の身体を手術をするのは、まず無理でしょう。(ブラックジャックではそういうエピソードがあったり、現実でもやれた人も実在するみたいですが、普通は無理なはず…)
自分だけではどうしようもない壁に当たった時は、プライドとか捨てて、素直に人に頼った方が良いでしょうね。他人の力を借りた方が、効率よく物事を進められるということも。会社や学校といった集団の中で過ごしていくのであれば、
必要なら、誰かの力を借りちゃいましょう。
わからないことがあれば、自分で調べたり、試行錯誤して解決しようとするのは悪い事ではありません。しかし、自分より詳しい人に教えてもらった方が、すぐ解決できるかもしれません。
できるだけ早く結果が求められる環境であれば、一人で悩むより、誰かと一緒に考えた方が良いことの方が多いという気はします。一人だと1時間以上かかるものが、誰かの力を借りたら10分で終わったなんてこともよくあること。
自分でやらなきゃいけない時もある
他人の力に頼れない局面というのも多い。試験なんかはそうですね。試験に合格するには、合格できるまでの勉強を積み重ねる必要があります。
勉強する時は、先生に教えてもらう。他の人の勉強の仕方や、問題の解き方を聞いてみる。といったように、人の力を頼ってもいいです。その上で、自分に一番合ったやり方を、見つけていくのが良いでしょう。人にやり方を教えてもらったとしても、自分にも合うとは限らないので。人から教えてもらったことは、あくまで参考程度に。
試験本番ではその時の自分の力が試される。替え玉受験や、カンニングなんかしたら当然、ペナルティを受けることに。頼りになるのは、自分だけ。
過程の段階で自分以外の誰かの助けを得てもいいですが、最終的に問題を解決するのはあくまで自分自身。自分は何もしないで、他人に全部やってもらおうとしても、試験は突破できませんからね。
周囲に人がいたとしても、皆、自分のことで手一杯な状況だったとしたら、やはり頼れるのは自分だけ。そんな場面に置かれたとしても、自力でなんとか切り抜けられる力や経験も、身につけていきたいものです。
自力でやるか、人に頼るかの判断
自力でやるのも、人に頼るのもどちらも悪いことではないでしょう。ただ、中には自力でやった方が良い事も、人に頼った方が良い事もあります。
自分だけでやるか、人に頼るかの判断力を身につけるのも、大切なことでしょうね。