自分に自信をつけるには、小さなことからはじめる

自分に自信が持てない。何をするにしても、力が入らない。何かしなくちゃいけないとは思うけど、考えれば考えるほど、不安や失敗のイメージがつきまとい、最初の一歩がなかなか踏み出せない。自分に自信がなくて、生きるのが辛い。つまらない毎日が過ぎていく…

 

自分に成功体験が増えていくと、次第に自信がついてきて、こんなふうに悩まなくても済むようになるはずです。では、どうすれば自分に自信が持てるようになるでしょうか。

 

小さなことからやってみる

自分は短所や苦手なことばかりで、得意なことも長所も何もない。成功したという体験だって一つもない。だから、今から何をやろうとしても、不安しかない。

 

こんなふうに自分を卑下してしまう人は、まずは何でも良いから、小さなことから取り組んでみると良いと思います。

 

今日はとりあえず、10分だけ勉強してみる。まずは1週間だけ、毎日一行だけでも良いので日記を書いてみる、というように。

 

最初は思いつきでも良いので、今まで自分がやらなかったことを、小さくはじめてみること。いきなり、今の自分にできないことをやろうとしてはダメです。今の自分が少し背伸びすれば、手が届きそうというものから、取り組んでみましょう。

 

試験に合格したいからといって、いきなり試験本番レベルの問題に挑戦したら、
まったく歯が立たないでしょう。余計に自信が無くなって、また何もしたくなくなるかもしれません。焦りは禁物です。

 

一つのことを達成できたら、自分で自分を褒めたり、ご褒美をあげても良いでしょう。その上で、少しずつハードルをあげてみる。昨日は10分だけ勉強できたのだから、今日は20分やれるか挑戦。一週間、一言日記を書き続けられたから、今週もまた続けてみよう、といった具合に。

 

ただ、どうしてもモチベーションが保てなかったり、気分が優れないといった日は、予定よりもっと簡単なものだけにしたり、いっそ休んでもいいです。ただし、また後で再開するものだと自分に約束しましょう。

 

一度手を止めてみたら、そのままズルズルとまた何もしなくなってしまった…
なんてことは、よくあるので注意。再開する時は、ストレッチをするように、ゆるーく肩慣らしからすると良いでしょう。慣れてきたら少しずつペースを上げるといった具合に進め、小さな成功体験から積み重ねていくと、少しずつ自信が出てくるでしょう。

 

他人より、昨日までの自分と比較する

自分に自信をつけるために、何かに取り組み始める段階なら、自分より優れた人といきなり比較しないこと。自分より上の人と比較して、

「あの人はもう、こんなことまでできるのか。自分も負けてられないな!」

と、思えるなら良いのですが、

「あの人はこんなことできるけど、自分にはとてもできそうにない…」

などと自分に限界を作ってしまうようであれば、いっそ他人は見ない。あまりの差に絶望して、何もできないくらいなら、他人なんか気にしなくて良いです。

 

たまに、自分より劣っている人を見て、優越感に浸るような人もいますが、本当に凄い人は、そんなことする暇があるなら、もっと自分を高めようとさらに行動するはずです。なので、他人からどう思われているか、いちいち気にしない。

 

どうしても気になるようであれば、1人で黙々と取り組める環境でやっても良いでしょう。(1人でもできることに限られますが…)

 

どうせ比較するなら他人より昨日までの自分と比較した方が、有意義だと思います。他人と今の自分の差を埋めて、その人になりきることが目的ではないはず。
自分を高めて、もっと自分に自信を持てるようにすること。であるなら、他人より昨日までの自分と比較した方が良いです。

 

もし、自分が取り組んできたことで、もはや他の誰にも負けないとなった時は、ライバルと呼べるのは、その分野で最強となった自分だけ! といった考え方もしても良いと思います。過去の自分と戦うのも、結構面白かったりします。過去の自分を乗り越えられたら、それも自信に繋がります。

 

完璧主義に陥らない

最初から完璧を目指そうなどとは思わないのも、必要なことかもしれません。完璧を目指そうとすればするほど、次から次へとあれもやらなきゃ、これもやらなきゃで、どんどん面倒くさくなります。そうなると、次第にやる気が削がれていきます。

 

今の自分にとって、何が一番、本質的な目標なのか決めて、それさえ達成できれば、その時はとりあえずそれでクリアと考えるようにします。

 

例えば今の私であれば、このブログのデザインはまだまだ荒いところがあるなとは思ってはいます。しかし、今は継続的に記事を更新することを最優先にしています。ブログは記事があってこそなので。

 

やろうと思えば、デザインなどももう少し手を加えられますが、いきなり全て完璧に仕上げるのは非常に厳しいです。まったく何もやらないのはまずいですが、かといって無理はしすぎない。

 

限られた時間や気力で、何を優先的にやり遂げるかを選べるようにしましょう。気にはなっているけど、そこまで優先的にやるものでもないことは、余裕が出てきた時に片付けたって良いのです。その方が、無理なく、長く続けられると思うので。何事も継続できれば、その分、自信になります。

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